過疎化が進む地域での外国人の受入れについて

今年8月の暑い盛りに、長崎県南島原市を訪問しました。過疎化の進んだその地域は、人口動態図を見ても悲しくなるような未来図が描かれています。

 2005年から2020年にかけて南島原市の生産年齢人口は30,618人から20,469人へと減少、14歳以下の年少人口も7,447人から4,735人へと減少、老年人口は15,980人から17,109人へと増加(特に医療、介護扶助の必要な後期高齢者が急増)、面談した市議会議員の方も「打つ手がない」と嘆いておられました。医療福祉計画を立てたが、人材、予算ともにどうしようもないほど不足しているとのこと。私なりに再生の素案を立ててみました。

 福祉を町の活性化、人口戦略につなげ成功している北海道東川町についてお話ししました。この町は、自治体、学校、医療福祉業界が参加して協議会を設立、外国人に日本語や専門技術を施し、定住永住へと誘導、一定の成果を上げています。私たちも様々な地域で同じような実証実験を始めています。みなさんもまずは第一歩を踏み出してみませんか。